人々と文化

人々と文化

デネは、はるか昔からノースウエスト準州南部に居住してきました。かつては少人数の家族グループで居住地を旅し、氷河が後退すると東や北に移動していました。現在、デネの人々はコミュニティに住んでいますが、いまだに多くのデネが夏と冬は居住地を旅しながら生活しています。

イヌヴィアルイットとイヌイットの祖先は、約4000年前にやってきました。そして約1000年前にカナダ北極圏を横断し、西から東に移住しました。グウィッチン族が北西岸の地域からやってきて、貿易品をもたらしたと考えられています。

現在でも、ノースウエスト準州の年長者には、先住民の土地の出身者が多くいます。そうした年長者は、動物の営みや植物の有効利用法、自身の民族にまつわる物語などに関する伝統的な知識を大切にしています。今、若い世代がそうした知識を取り戻そうとしています。

1700年代後半に、貿易商がカナダ南部からやってきました。商人たちは小さな交易所を設立。1800年代には探検家と宣教師がやってきました。貿易商がデネ、グウィッチン、イヌヴィアルイットと出会った場所または教会が学校を設立した場所に自治体ができました。

現在、先住民による土地所有権の申し立ては、ヨーロッパ人の到来以前の居住地での居住の承認と、その土地の所有権の譲渡を求めて行われています。これまでに地域による土地所有権の申し立ては4件が解決されました。先住民による土地所有権の申し立ては、デーチョとアカイチョからの申し立ての計2件が未解決のままとなっています。メティの一部のグループもカナダ政府と権利の交渉を行おうとしています。